リタイアを意識して、色々身辺整理しています。

生活が大きくなりすぎて、子供たちが巣立ったあとも、なかなかダウンサイズできないまま。

物質的なものだけではなく、経済的な部分もダウンサイズしてリタイアに備えたい。

その中で最近気づいたのが、ものすごく大きな額を夫の生命保険（掛け捨て）に払っていることでした。

最初は保険料は年間1000ドル程度でしたが、この8年間で4倍以上になり、月に400ドル近い負担、週にすると100ドルです。

日本円だと、感覚的には100ドル＝1万円くらいで考えてもらうとわかりやすいと思います。

最初は保険金額を減額し、保険料の負担を減らすだけでいいかと思ったのですが、この保険会社の対応がすごく悪くて、Eメール無視。返信がきません。
電話はなかなかつながらず、つながったと思ったら、たらいまわしにされて、30分待たされそれでも出ないので、切りました。

連絡が全くつかないので、ネットでレビューを読んだら、酷いありさまでした。
連絡がつかない、返信がないというのに加え、実際に身内が死亡して保険料を申請しても、返答がなく何か月も待たされているとか、絶対にこの保険会社を使わないように、とか。

子供たちも大人になったし、貯蓄もいくばくかある。夫に何かあったら、自分が年金をもらえる65歳まであと8年、何か仕事を探して食いつないでいけばよいのだから（絶対にサロン勤めはしたくないけど）、年間4000ドルを掛け捨ての生命保険に払う（しかも危ない会社）よりは、生きてる間にその4000ドルを夫婦で2000ドルずつ山分けして、楽しいことに使う方がいいのではないか、と思いました。

それに保険料は、会社側の勝手で、毎年どんどん上げていくことができます。
こちらができることは、続けるか、止めるか、保険金額を減らしていくか。

あと4年して、夫がリタイアするころには、年金生活ではとても払えない保険料になっていると思うんです。
その時止めるよりも、今止めて、その分貯めたほうがいいですもんね。

で、キャンセルしようとしているのですけど、これが連絡がつかない会社なんですよ。
いまだキャンセルできていません。

保険料は、夫の口座から引き落としになっているので、夫は、最悪、自分の銀行口座を閉めて、引き落としができないようにする、と言っています。

医療保険は生きている間に使えるので、保険料を払える間はできるだけ持っていたいと思うのですが、生命保険は死なないともらえないですもんね。

夫にしてみたら、自分が受け取れない金のために年4000ドルをドブに捨てるより、生きている間に2000ドル（半分は私がもらう）もらえる方が良いでしょうしね。