愚か者の庭

ニュージーランドで28年。鉄道+動物好き。愚か者の家在住

【愚か者の庭】カンダタの庭・ラズベリー泥棒対策

春に植え付けたラズベリー2株。
順調に成長し、実がついて色づき始めた。


塀のない前庭の、ガレージ前にあるレイズド・ベッドに植えたので、鳥よりも人間に盗まれる可能性が高く、泥棒除けのネットを張ることにした。
と言っても鍵をつけるわけではないので、盗むかどうかは、人間の良心次第。



前庭では、水仙やチューリップが盗まれた前例がある。


チューリップ泥棒動画
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水仙泥棒動画
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だったら高い塀で囲ってしまえと思う人もいると思うが、今や人間の善悪を判断する審判の庭と化しているので、今更囲うのも…という気がする。


そうだ、この庭を『カンダタの庭』と名付けよう。
私の好きな『蜘蛛の糸』に出てくる、主人公の大泥棒。
ちなみにカンダタを漢字で書くと『犍陀多』となるそうだ。

【ご近所汚庭バトル】汚庭消失

我が家の裏の隣家は、境界の板塀の一角に、緑のゴミの山を2メートル近く溜めていた。
私はそれを緑のゴミの三角コーナと呼んでいた。
ちょうどイチジクの不死根の穴のある場所で、穴からいつも緑のゴミが見えていた。


この家のご夫婦は、現在は高齢になって(80歳前後と思う)、旦那さんが心臓病、奥さんが認知症で、何年も顔を見ていない。
そういう状況なので、ご夫婦に、片づけて下さいというわけにもいかない。
2軒先に息子さんが住んでいるのだが、親の家なので汚庭放置である。


そのうち奥さんが老人ホームに入って旦那さんも面倒見る人がいなくなり、後を追ったら、家は多分売りに出されて、その時にはさすがに庭を片付けるだろう。
と、何も言わずに様子を見ていたら、先日、三角コーナーから物音がして、穴越しに覗くと…



汚庭消失


ついに施設行きなのだろうか。。
人生は切ない。

【どうぶつ劇場】悟りの庭の猫のドア

我が家には悟りの庭があり、そこには、安売り仏陀と決して死なないイチジクの根『不死根』が祀られている。


不死根のおかげで古い板塀には穴が開き、現在そこは近所の猫の出入り口になっている。


よその猫が自分の庭に入ってくるのを嫌がる人は多いと思うが(私もかつてそうだった)、悟りの庭では、全てが平等・どなたでもウエルカム。



が、うちのコーギーは猫を追いかけまわすのが好きなので、猫にとってうちは決して安住の地ではない。


一方、うちのダックスフントは猫が好きで好きでたまらない。
犬も子供も嫌いで’吠えまくるのに、猫の前ではなぜか腰が低くなる不思議な犬種。


【蓮の池の悲劇3】蓮盗人にご用心

庭というのはいじり出すと、花や実を盗む鳥、動物、そして人間との攻防戦になる。


今年もやっと咲いた蓮の花。
数が少ない上に、咲くのは1年に1週間だけ。
毎年、焦がれるように楽しみにしている蓮の花、実は以前にこんな事件があった…



皆様も、蓮盗人にご用心。