糸紡ぎを再開してから、やっと初めての糸(2本撚り)がやっと完成した。
再開後、初めての糸
以前既に多くの糸を作っていたのであるが、10年ぶりなので、糸車の調整と工程を思い出しながら紡ぐのに苦労した。
今回は汚毛洗い、解毛、紡ぎ、撚り止めと全ての工程を手作業で。
糸紡ぎを始めた時、一番最初に作った糸はスピンドルで、ゆるゆるの何とも心もとない糸的なシロモノ…
下の写真の、フックにつけているやつがそうである。
いつでも初心に返れるよう、糸通しのフックにつけている
糸紡ぎを再開してから、やっと初めての糸(2本撚り)がやっと完成した。
再開後、初めての糸
以前既に多くの糸を作っていたのであるが、10年ぶりなので、糸車の調整と工程を思い出しながら紡ぐのに苦労した。
今回は汚毛洗い、解毛、紡ぎ、撚り止めと全ての工程を手作業で。
糸紡ぎを始めた時、一番最初に作った糸はスピンドルで、ゆるゆるの何とも心もとない糸的なシロモノ…
下の写真の、フックにつけているやつがそうである。
いつでも初心に返れるよう、糸通しのフックにつけている
ニュージーランドでは、多肉の扱いが雑だ。
日本で多肉を育てている人は、ミニ鉢に植えた色んな多肉を、陳列された和菓子のように綺麗に並べ、コレクションを楽しむのが一般的のようだ。
一方ニュージーランドで多肉は、地植え! 放置! 勝手に増える。
日本式にコレクションしている人や寄せ植えを楽しんでいる人も多少はいると思うが、寄せ植えもスケールが違う。
大型のヴィンテージワゴン(車)に寄せ植え
デカい!
さて我が家で最も猛威を振るっている多肉、センペルビウム。
実はこの多肉、夏が来ると一斉に立ち上がる。
センペルビウムは花後、その株は枯れる。
しかしその頃には子株がまわりに沢山できていて、枯れた親株をリプレイスする仕組みだ。
外反母趾なので、お気に入りのスリッパ(室内履き)に穴があいてしまった😢
ダックスフントのスリッパ
内底汚くてすみません
履き心地のいいやつなので、捨てたくない。
更に言えば160ドルもしたお高いスリッパだったので、新しいのを買いたくない。
内底のフェルトも擦り切れて古びた穴あきスリッパ、普通の人なら捨てるであろう。
しかし夫の退職金を食いつぶして生活している身、捨てたくないし買うのもイヤ…
そこで、糸紡ぎで使えないクズ羊毛をニードルフェルトで植えつけて修理することにした。
まずスリッパの穴をフェルトの切れ端で塞ぎ、全体に羊毛をのせてフェルティング・ニードルで叩いていく。
ダックスは外した。クズ羊毛を載せる
フェルティング用の針は長女が残していったのがあった。
針をプスプス刺す作業は、案外ストレス解消になる。藁人形を刺す人もこんな気持ちになるのだろうか…
金属の洗濯バサミで固定
無心で一日中刺す作業。
できた!
お、結構可愛い😍
ということをやっていて、今日も1日が終わってしまった。
紡ぎ部屋を作ったおかげで、動物たちに邪魔されず作業に集中できるのがいい。
解毛も糸紡ぎも、毎日少しずつやっている。
バスケット2個いっぱいのログの山
ボビン1個紡ぎ終わって2個目紡ぎ中
紡ぎ部屋 万歳!
これからの余生は、庭と糸紡ぎをライフワークにしながら暮らすと決めて、徐々に環境を整えつつある現在。
一昨日、糸紡ぎと織物のギルドに入会した。
実は10数年前、紡ぎと織りを数年間やっタたことがあって、その時もギルドに入会して一から教えてもらったのだ。
当時は、糸車を貸してもらったり、フリースを無料でもらったりと、とても親切にしていただいた。
美容学校に行って資格を取り、サロン勤めを7年していた間は、とても気持ちの余裕がなかったが、一度あきらめて糸車や織機を手放したおかげで、本当はこれをやりたかったのだという気持ちに気づくことができた。
夫が無職になって好きなことだけして生き始めたおかげで、私もこれからは好きなことに集中して生きてもいいのだ、と思える。
手が動くうちに、指が動くうちに、好きなことだけして生きよう。
今はまだ準備中であるが、今後は糸紡ぎや羊に関する色々も、短い動画にして日本の皆様とシェアしたいと思っている。
庭・鉄活・糸紡ぎ・編みもの、と老後はとても忙しい。
再就職する気は、夫ともども、ほとんどなさそうだ。
再入会
昨日2025年2月4日は、クライストチャーチのトラム(市電)がオープンしてから30年目の記念日だった。
記念日限定の特別なトラムが走るというので、予約して乗った。
30年前の1995年は、私がニュージーランドに移住した年でもある。
30年の間に、トラムの路線は少しずつ延長され、2011年2月の大地震で市内が立ち入り禁止になるも、数年の時を経て線路が修理され、トラムの運行は再開された。
なのでこの記念日はとても、感慨深いものであった。
特別なトラムと言っても、30周年にちなんで、運転手さんがトラムと街の歴史を語りながら街を一周するというものであるが、この30年の街の風景の移り変わりが、ここに移住して暮らした30年間に重なって、とても感慨深かった。
クライストチャーチトラム30周年記念 市内ツアー
Christchurch Tramway 30th Anniversary Tour #tram #tramway #christchurch #newzealand
クライストチャーチのトラムはすべてヴィンテージのものを全国各地から集めてリペア・リストアしたもので、走るミュージアムのようなものだ。
観光路線ではあるが、実は年間乗り放題パスというのもある。
私は保存鉄道好きといっても、蒸気機関車が興味の中心なので、トラムは傍流なのであるが、古いものを修理して使える状態にし大切に残すというか活動がとても好きなのだ。
古いものや歴史に興味がある人は、ぜひクライストチャーチのトラムに乗って欲しい。
トラムで街を一周すると、この街が十数年前に、地震で壊滅的状態になったことが、とても信じられないと思う。
動く市電ミュージアム