愚か者の庭

ニュージーランドで29年。鉄道+動物好き。愚か者の家在住

【美容の真実】乳液不要説

日本でスキンケアというと、


クレンジング(洗顔)

 ↓

化粧水

 ↓

乳液

 ↓

保湿クリーム


以前、化粧水はほぼ水なので なくても構わない旨の記事を書いたが、乳液も実は不要だと言う説がある。


乳液の正体そして機能とはなんなのか。


実は海外のスキンケア用品に、乳液は存在しない。


乳化ジェル状の美容液はあるが、そもそも乳液は日本独特のものである。


乳液を使う理由は保湿、肌の潤いを補うため。


しかしそのあとに保湿クリームをつけるので、日本式スキンケアでは2度も保湿することになってしまう。


クリームで充分保湿されるなら、本来 乳液は要らない。


クリームつけても保湿が足らないなら、もっと保湿力のあるクリームを使えばよい。


ならどうして日本人は乳液を使い続けるのか。


私は、乳液が日本で発達し愛用されるのは、蒸し暑い夏の気候風土にあると思う。


夏に重いクリームつけたくないし、顔がテカるという人は多い。


乳液ならクリームよりサラリとしているから、夏は乳液、冬はクリームで保湿という使い方もありと思う。


乳液は、水と油を乳化剤で混ぜたもの。


クリームは油脂が主体になるので、乳液は言わば、化粧水とクリームのハーフ的なもの。


何とも中途半端な存在である。


日本の乳液の由来について、わたしの勝手な想像で推測なのだけど。


昔、外国から初めてクリームというものが日本に入って来た時、保湿クリームの原料の油脂は、日本で手に入らない高価なものが多かったため、日本の化粧品会社は、クリームの原料の油脂を乳化させて、水で伸ばして乳液にし、カサ増ししたのではないかと思う。


つまり、薄めたウイスキーみたいな?


では、もともと乳液はクリームの安価な代替品で、現代では特に無くても 支障ないという結論になる。


夏はテカるので保湿なしにするか、乾く箇所だけに軽いクリーム。

乾燥する冬は、乳液でなくしっかりとした保湿クリームをつければ良し。


そうすると乳液の出番はなくなる。


乳液は不要だけど、どうしても好きで好きでやめられない という人は、まあ使ってもいいと思う。


肌の状態にあわせて、乳液かクリームか、どっちか一つでいい。


両方使うのは金の無駄ですね。