【美容の真実】乳液不要説
日本でスキンケアというと、
クレンジング(洗顔)
↓
化粧水
↓
乳液
↓
保湿クリーム
以前、化粧水はほぼ水なので なくても構わない旨の記事を書いたが、乳液も実は不要だと言う説がある。
乳液の正体そして機能とはなんなのか。
実は海外のスキンケア用品に、乳液は存在しない。
乳化ジェル状の美容液はあるが、そもそも乳液は日本独特のものである。
乳液を使う理由は保湿、肌の潤いを補うため。
しかしそのあとに保湿クリームをつけるので、日本式スキンケアでは2度も保湿することになってしまう。
クリームで充分保湿されるなら、本来 乳液は要らない。
クリームつけても保湿が足らないなら、もっと保湿力のあるクリームを使えばよい。
ならどうして日本人は乳液を使い続けるのか。
私は、乳液が日本で発達し愛用されるのは、蒸し暑い夏の気候風土にあると思う。
夏に重いクリームつけたくないし、顔がテカるという人は多い。
乳液ならクリームよりサラリとしているから、夏は乳液、冬はクリームで保湿という使い方もありと思う。
乳液は、水と油を乳化剤で混ぜたもの。
クリームは油脂が主体になるので、乳液は言わば、化粧水とクリームのハーフ的なもの。
何とも中途半端な存在である。
日本の乳液の由来について、わたしの勝手な想像で推測なのだけど。
昔、外国から初めてクリームというものが日本に入って来た時、保湿クリームの原料の油脂は、日本で手に入らない高価なものが多かったため、日本の化粧品会社は、クリームの原料の油脂を乳化させて、水で伸ばして乳液にし、カサ増ししたのではないかと思う。
つまり、薄めたウイスキーみたいな?
では、もともと乳液はクリームの安価な代替品で、現代では特に無くても 支障ないという結論になる。
夏はテカるので保湿なしにするか、乾く箇所だけに軽いクリーム。
乾燥する冬は、乳液でなくしっかりとした保湿クリームをつければ良し。
そうすると乳液の出番はなくなる。
乳液は不要だけど、どうしても好きで好きでやめられない という人は、まあ使ってもいいと思う。
肌の状態にあわせて、乳液かクリームか、どっちか一つでいい。
両方使うのは金の無駄ですね。
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