【鉄と自転車】52歳で日本を7週間旅して思ったこと
コロナ前の2018年年末から2019年にかけて、7週間日本を旅した。
最初の2週間は大学院を卒業した次女と、残りの5週間はJRパスなどを使っての鉄活・日本半周一人旅。
旅のテーマは鉄活の他、芭蕉ストーキングに東海道要所歩き、全国三大鉄道博物館巡り、全国ゲストハウス巡り、サイクリング、それにハワイアン・ロミロミマッサージの手技資格取得。
旅の行程は、
成田
巣鴨(東京)
鬼怒川温泉(大晦日)
日光(初詣)
鎌倉
浦和
山梨
大宮
湯田中(長野)~地獄谷
飯山~野沢温泉(スキー)
金沢
尾道
小倉、行橋、門司フェリー
大阪
奈良
京都 (ここで娘 関空より帰国)
名古屋、関、伊賀上野、再び京都(コミカプ)
大阪(サンライズ出雲)
島田、金谷、大井川鉄道
小田原、箱根、富士宮、吉原
(サンライズ瀬戸)
今治〜四国一周
福山
岡山(サンライズ出雲)
酒田
仙台(ロミロミスクール)
東京(深川)
羽田より帰国
途中、大雪で三江線に乗れず、四国一周するなど大幅な変更あったけど、大体こんな感じ。(サンライズで3泊)
日本一時帰国中にこれだけ動き続けることができるのは、もう実家がなくて両親もいないから。
親は30年前に亡くなったので、帰国時は一か所に止まらず、いつも大移動。
この頃はまだサロン勤めだったので、8週間の休みをもらっての旅。
途中で飽きるかな思ったけど、旅が終わる頃 このままあと6ヶ月くらいはいけると思った。
でも そう思えるのは、帰ったら仕事があるから。
仕事を辞めての旅だったら、感じることもまた違ったと思う。
仕事が待っていれば、帰ったらまた働いてお金を稼ぐことができるし、元の生活に戻れる。
これが、定年退職または早期退職してからの旅だったら、あんな風には楽しめなかっただろう。
旅って消費するばかりの生活。
人が作ったものやサービスをお金を払って受けとり使用する。
それは楽だし楽しいけれど、ずっと消費ばかりの人生はなんだか虚しい。
FIREして旅をして暮らすという人がいるが、職業で旅ライターしているならともかく、ずっと旅ばかりって虚しくならないかな…
旅は非日常で楽しいが、旅人は 旅する国や地方では あくまでお客様。
その場所に属して、コミュニティの一員として貢献することはできない。
例えば旅人が ある場所に留まって、お金を落とさず、そこにある物やサービスを利用するだけ利用したら。それは搾取という迷惑行為以外の何物でもない。
7週間の旅の終わりに感じたこと。
旅は楽しいが、消費だけの人生が一生続くのは虚しい。
戻る場所があるから、旅は楽しい。
それから元の生活に戻り、コロナがあり、手の病気になりお勤めを辞め。
長い旅に出ることもなく、4年が過ぎた。
そして
人生初、パスポートを切らした。
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