【買わない暮らし】負の財産について考える
この世のものは、物質である限り 時間が経つと劣化する。
物質が劣化すると 価値が落ちる。
価値を落とさないようにするためには、メインテナンスに時間とお金を注がなくてはならない。
つまり所有するということは、大抵の場合、負の財産を背負い込むこと。
持てば持つほど、持ったものの価値を落とさないように、時間とお金を奪われる。
つまり私たちが、価値があるとお金を払って手に入れるものたちは、財産というよりは金食い虫、負の財産であるといえる。
この世の、負の財産の例を考えてみた。
[高級車]
年々激しく価値が落ちる。パーツが高くメンテ代が高い
[築 数十年の中古マンション]
土地がついてない建物は、新築でも50年後には価値が0になると思っておいたほうが良い
[トロフィーワイフ]
年々劣化が激しく、それ補うためには莫大な金がかかる。しかも金食い虫。10〜20年後には価値が0になる。どころか、別れるにも財産分与という莫大な金がかかる
[高収入だったけど、家のこと関知せずで定年退職した夫]
退職した日から不良債権
下手に高給取りだった場合、金を使う習慣を変えられずたちが悪い
[大きくなる植木]
年金生活に入る前に、庭の大木は全部抜いて置くべし。庭の大木は負の財産。迂闊に木を植えてはいけない
[ブランド物の服やバッグ]
言わずもがな
[観葉植物]
ひとときは癒されるが、手間と金がかかる。
特にスピーディーに成長されると 高い大鉢を買い続けなければばらない
それでも、好きなものを所有し、いつも身近にあれば、お金がかかっても毎日がハッピーというのであれば、所有する意味があると思う。
所有することに意味はある。
本人にとっては価値があるが、他人にとってはそれほどの価値はない、というのが現実だと思う。
いずれにしろ、負の財産であることに変わりはない。
では、真の財産とは何か。
それはやっぱり、愛と健康。それに金じゃない?
卵を産まなくなった鶏も負の財産だが
日々笑いを提供してくれるので、意味はある

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