【人生の棚おろし】糸車とお別れ
今日は、長い間お世話になった糸車にお別れをした。
クライストチャーチ地震があった12年ほど前、中古の糸車を買って手紡ぎをはじめた。
それから数年間。
紡ぐだけでなく、染色や汚毛洗いやカーディング、手織りにもハマって色々作ったりしたが、ここ数年 サロン勤めが始まった頃から めっきり紡がなくなり、糸車はホコリをかぶったままだった。
リタイアしたらまた糸紡ぎしようと思っていたが、私にとっての一つの時代は、どうやら終わったようだ。
次の人に譲る時が来た。
ハンドメイドは楽しいが、大量に作品を製作すると 誰も欲しがらないゴミの山ができてしまう。
作品を売る手間を楽しめる人はいいが、そうでないと それが他のことをする時間を奪ってしまう。
または捨てられないゴミの山がどんどん高くなっていく。
人生の残りの時間で、なにか別の新しいことをするとしたら何をしたいだろう、と考えた時。
とりあえず大量のモノが増えていく趣味はやめておこうと思った。
まず、もう使わなくなった趣味のものを処分し、一旦空にしてから、次に自分がやりたいことを考えてみようと思い、過去の趣味のものを処分中。
糸車は、これから糸紡ぎをはじめたいという人に譲った。
毛糸の染色や編み物をする人なので、糸紡ぎはとてもいい趣味になると思う。
糸車もまた出番ができて幸せ。
ブログに写真を貼るのを止めると言ったけど、今日だけは、別れた糸車の最後の姿を貼っておきたいと思う。
今までありがとう
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