愚か者の庭

ニュージーランドで29年。鉄道+動物好き。愚か者の家在住

【鉄活NZ】トランツアルパインとすれ違う石炭積載車

おはようございます。
今回の鉄道動画は、またニュージーランド南島の西海岸、石炭関係です。


南島の西海岸・ウェストコーストのStillwater という場所にある石炭積載ポイントでの石炭積み込み作業の様子です。


ここはもともと駅で、クライストチャーチとグレイマウスを結ぶMidland Lineという南島を横断する中央線がWestport Lineという支線に合流するところ。


これらの鉄道の主な目的は、西海岸でとれる石炭や木材を運ぶことです。
閉鎖された炭鉱も多いですが、鉄道は現在も活発に使用されており、この場所では今も1日に何度か、石炭を積み込む作業を見ることができます。


積載エリアの上に跨線橋(道路)がかかっており、石炭積載の様子を真上から覗き込むようにして撮影できる、絶好の鉄活ポイント。


Midland Lineは、絶景観光列車トランツアルパインが1日1往復している大変景観の美しい鉄道でもあり、この動画の最後には、トランツアルパインが停車し石炭積載車が通り過ぎる動画もあります。



私が石炭積載車をストーキングする理由の一つに、夫が以前石炭の会社で働いていたことがあります。
聞いてもいないのに、色々説明してくれたり、西海岸炭鉱ツアーに連れて行ってくれたり。
それで、少し詳しくなりました。


また、現在長女が西海岸のグレイマウスに住んでいるので、しばしば訪れるうちに、西海岸の鉄道にも詳しくなりました。


もともとは石炭や炭鉱にはあまり興味がなかったんですが、世界の鉄道の歴史を知っていく上で英国の産業革命は必須で、産業革命は石炭とそれを使って動く重機に端を発しています。


鉄道の歴史は、世界の経済の発展の歴史にぴったりと寄り添っているんですね。