愚か者の庭

ニュージーランドで30年。愚か者の家在住。趣味は鉄道と汚庭探し

【早期リタイア】やりたいことしかやらない余生

思いがけず早期リタイアする羽目になった夫(無職)であるが、とても幸せに暮らしている。


仕事を辞めて毎日やってることは家周り、特に庭のDIYだ。
今までは週末に遠慮してなかなか頼めなかった庭の用事を大っぴらに頼めるようになり、こちらも大層助かっている。


私は家で細々とサロンの仕事をしていて、自分の小遣いと米代くらいは稼げるが、夫としては私がパートで勤めに出てくれるともっといいという願望を持っているようだ。


しかし実は、私は65歳になるまで、また外出て仕事をする気持ちはない。
それよりも、これからの6年間、やりたいことしかやらない余生を送ろうと決めた。



【無職の庭】やりたいことしかやらない余生 #早期退職 #シニアvlog


もしもすごくやりたくてたまらない仕事の求人が出ていたら、応募することもやぶさかではないが、そうでなければ現状維持で、なんとか好きなことを収入につなげる道を模索したいと思う。


やりたいことははっきりしていて、10年以上封印してきた糸紡ぎである。
10年前、生活のためのサロン勤めと引き換えに、あきらめた趣味だった。


私の親は早くに亡くなったので、親の寿命を足して2で割ると平均が59歳。まさに今の私の年齢である。


夫は63歳であるが、両親の寿命を足して2で割ると85歳。


うちは夫の方が長生きする可能性が高く、私の方は70まで無事生きられればfラッキーかもしれない。


となると私にとっては、これからの6年間、来るかどうかも分からない70歳~85歳の15年間のための金を心配して仕事に出るのは、間違っている気がする。


むしろ、年金受給年齢の65歳にも達しない可能性の方が高いのではないか。
そうだと仮定すると、今やりたいことを優先した方が、後悔しないと思うのだ。


という理屈をつけ、夫がやりたいことだけして暮らしている傍らで、私もやりたいことだけやらせてもらう。


糸紡ぎをしながら、庭で作った野菜と金銀の卵を食べて、動画を作りつつ、動物達とのんびり余生を過ごす。
たまに蒸気機関車に乗りにいければ、それが最高の人生である。


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