【ニュージーランドの保存鉄道】クライストチャーチ トラム 30周年記念ライド
昨日2025年2月4日は、クライストチャーチのトラム(市電)がオープンしてから30年目の記念日だった。
記念日限定の特別なトラムが走るというので、予約して乗った。
30年前の1995年は、私がニュージーランドに移住した年でもある。
30年の間に、トラムの路線は少しずつ延長され、2011年2月の大地震で市内が立ち入り禁止になるも、数年の時を経て線路が修理され、トラムの運行は再開された。
なのでこの記念日はとても、感慨深いものであった。
特別なトラムと言っても、30周年にちなんで、運転手さんがトラムと街の歴史を語りながら街を一周するというものであるが、この30年の街の風景の移り変わりが、ここに移住して暮らした30年間に重なって、とても感慨深かった。
クライストチャーチトラム30周年記念 市内ツアー
Christchurch Tramway 30th Anniversary Tour #tram #tramway #christchurch #newzealand
クライストチャーチのトラムはすべてヴィンテージのものを全国各地から集めてリペア・リストアしたもので、走るミュージアムのようなものだ。
観光路線ではあるが、実は年間乗り放題パスというのもある。
私は保存鉄道好きといっても、蒸気機関車が興味の中心なので、トラムは傍流なのであるが、古いものを修理して使える状態にし大切に残すというか活動がとても好きなのだ。
古いものや歴史に興味がある人は、ぜひクライストチャーチのトラムに乗って欲しい。
トラムで街を一周すると、この街が十数年前に、地震で壊滅的状態になったことが、とても信じられないと思う。
動く市電ミュージアム

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