愚か者の庭

ニュージーランドで29年。アラカン。鉄道と庭好き

【しごと】心が死ぬ仕事

お勤めを辞めて1年になります。


山あり谷あり、煮詰まってしまいそうな時もありましたが、最良の選択だったと思います。


収入は半分くらいになりましたが、家で仕事をするので通勤に要する時間 (一回30分x2、週4日で合計約4時間) が減りましたし、労働時間も週30時間から、週平均5〜7時間くらいに減りました。


収入が半分になったら、食べる量を半分に減らし、その他の出費も半分にすればよいだけの話。


後の人生は、買わない暮らしで慎ましく生きてゆきます。


もう2度と、人に使われて責め立てられながらガツガツ働きたくない、と強く思います。


フリーになってから、最初に断捨離したのはCV(履歴書)です。


将来もし生活に困窮するようなことがあれば、絶対に外で働かないとは言い切れません。犬猫に餌代や医療費の為なら、そうすることもあるでしょう。


でも、美容サロン勤めだけは一生したくない。
あれは心が死ぬ仕事でした。

【美容の真実】ミニマリストの究極のアンチエイジング用品とは

もしもお金があまりなくて、たった一つしかスキンケアのためのものを買えないとしたら、絶対買うべきものは、日焼け止め(サンスクリーン)です。


逆に言うと、どんなに高い美容液を使っても、日焼け止めを使わないければ、老化はどんどん進みます。


日焼けの一番怖いところは、シミが出来る事ではなくて、肌のコラーゲンをどんどん破壊するところ。


シワだけではなく、ひどくたるんだダルダルの肌になり、日焼けによって失ったコラーゲンは、齢18歳以上の人がどんな化粧品やサプリを使っても、 取り戻すことはできません。


肌のコラーゲンの生成(量)のピークは、18歳。

コラーゲンのターンオーバー(寿命)は7年。


18歳過ぎても新しいコラーゲンは生成されますが、生成量は年々減っていき、更年期を過ぎると、ほとんど生成されません。


25歳がお肌の曲がり角なのは、18歳から7年経ってピークの量だったコラーゲンが一気に寿命を迎えるからです。


その後は、持てるコラーゲンを出来るだけ壊さないように、大切にしていくしかありません。


日焼けによりコラーゲンはどんどん破壊されるので、日焼けをしないことは何よりの(肌の)アンチエイジングになります。


予算の関係上 たった一つしか買えないのだったら、美容液も保湿クリームも諦めて、良質のサンスクリーンを買うことを、強くオススメします。



【アラカン日記】犬と日光浴しながらお茶を飲む幸せ

日本家屋の縁側っていいですよね。
老後の幸せの究極は、やっぱり縁側に座って猫と日向ぼっこしながらお茶を飲むことですかね。


私は異国ぐらしで、縁側ないですけど、築約100年の木造古民家(洋風です)に住んでいて、数年前に夫がデッキを作りました。


日本で棟梁の元で修行したというトルコ人の職人の大工さんに、レッスン料を払って週に数時間指導してもらいながら作りました。


これです。


天気の良い日は冬でも午前中 陽が降り注ぎ、日光浴に最適な我が家の『縁側』です。




ただいま日光浴中の人達。


犬2匹ですが、猫も飼ってます。
縁側日光浴の小道具はバッチリです。




コーヒーブレイク中




藤の葉っぱが黄色く色づいて、綺麗です。




前庭にデッキがあまりにいいので、裏庭側にも作っちゃいました。
こっちは本職に大工さんに頼んで。


今では縁側(デッキ)ライフをすっかり満喫しています。
裏庭の方のは、デッキに立ったまま洗濯物が干せるんですよ。
冬に霜が降りて芝生が濡れると、靴が濡れて嫌だったんです。
デッキでその悩みが解決しました。

【買わない暮らし】買え買えというプレッシャーが嫌

こんにちは、買わない生活実践中の赤いきのこです。


世の中は何とか物を買わせようというプレッシャーで溢れていますね。


わたしがもっとも嫌なのが、この買え買え攻撃。


YouTubeとか、スマホで読む無料マンガとか、個人のブログでも、しつこいくらい広告入ってきますけど、目に飛び込んでくるたびムッとして、画面から目を逸らす私です。


スマホマンガで30秒広告出てきた日には、時間無駄にしたくないのでトイレに行きます。
沢山見せられると気分を害しますよね。
インスタもFacebookもウンザリしてあまり覗かなくなってしまいました。


あれ見て買う人いるんですかね。広告を見るたび、しつこい企業だな、と企業イメージ悪くなってしまいます。


私は、必要の無いもの(例えば高額な化粧品)を口八丁手八丁で客に買わせるのが嫌で、サロン勤めを辞めました。
エステ行ったことがある人なら、老化の不安を煽られて高い商品を必要もないのに買わされる不愉快な経験をした方も多いと思います。


自分がやられて嫌なことを人にする仕事は、もう金輪際しないと固く心に誓って、家でやってるサロンでは 商品の販売一切無し、をポリシーにしています。


それでは儲からない、食べていけないだろうと心配されるかもしれませんが、年中ダイエット中だし、食べていけないくらいで ちょうどいいんですよ。今後は庭の菊芋食らって生きていきます。


物を売るのも嫌だし、買わされるのも嫌。


今の世界は、必要の無いものを作りすぎて大量にゴミを生み出している状態。
そして必要の無いもの、すぐに飽きて捨ててしまうものを、エンドレスに買うためにあくせく自分の時間とエネルギーを使って一生働かなきゃならないのって、命の無駄使いだと思うのです。


それに、かりそめに住まわせてもらっている地球を掘り尽くし貪り続ける人間の、何と強欲で傲慢なことか。
人類は滅びた方が、地球にとっても人間以外の動物にとっても、幸せなのかもしれません。


そんな思いで、トイレットペーパーは買いますけど、他のものはできるだけ買わずに生きていこうと、今日も気を引き締める私でした。



写真は、天高くそびえる庭の菊芋です。
葉や茎が 枯れて、晩秋から収穫できます。
芋を地面に残したままにして保存、食べる都度掘り出します。
全て掘り出してしまうと、いたみやすく、長期保存がきかないらしいです。


この冬は菊芋まつりです。

【しごと】病気で退職した話

朝から 1件仕事しました。
私の仕事はビューティセラピスト、日本でいうエステティシャンです。


1年前までサロン勤めしていましたが、手の故障と、その他もろもろの事情でやめました。


以来、家でのんびり自営で働いています。
サロン勤め時代のお客様が主な顧客で、広告を出さず、手を使える範囲内で細々と続けています。
以前は好きで得意だったマッサージの施術は、もうできなくなりました。


手の病気は 手根管症候群とドケルバン病。
左手タブル手術、右手は半年後に手術しました。その後、両手ともバネ指を発症し、3ヶ月前にステロイド注射で治療して痛みが取れましたが、効果が切れて、また痛みが戻って来ました。


しばらくは我慢して、痛みが激しくなったらまたステロイド打ちに行きます。数回しか打てないそうで、いずれ手術になると思いますが、先延ばしにして、沢山の指がバネ指になったら、一気に手術してもらいたいです。


手の病気の原因は、更年期(老化)と手を使う仕事だからだそうです。


バネ指はハサミを使うのも痛いし、箸より重いものは持てないくらい。つか箸でも痛いです。


発症当時は落ち込みました。
せっかく身につけた『手に職』 が使えなくなりそうだったので…
足でメイクブラシ持ったり、口でブラシ咥えたりしてメイクの仕事できないかしら とアホな事も考えました。


今は、出来なくなったことをほぼ受け入れました。どうしようもないので。
手術という選択が最終的にあるだけでも ありがたいとします。


現在は、糸除毛、ブラジリアン、オーガニックフェイシャルを主にやっています。
毛を抜くのが大好きなので、天職です。