【海外在住】日本逆移住を考える
若い時は外国住まいで幸せでも、老後は日本に帰って暮らしたいという思いがよぎる日本人は多いようです。
子供が成人して巣立って、パートナーである夫が先に亡くなったら、本当にひとりでこの国にしがみついている理由があるのか、死ぬ前に自分の国に帰って、残りの人生は自分の思うように暮らしたいという人は案外多いのではないでしょうか。
私の場合は逆移住まではいかなくても、残りの人生は日本で過ごす時間を増やしたいかなとは思います。
日本に住民票を移してしまうと、海外資産に相続税がかかるという問題があるので、おいそれと逆移住はできません。
でも仮に夫が先に亡くなって、海外での相続が完了してしまった場合は、その後日本で半年、こちらで半年というスタイルもありかなと思います。
半年間までは海外で旅行などしてNZを不在にしても、こちらの国民年金は継続して受け取ることができるからです。
日本人同士のご夫婦の場合はまた、考え方が違うかもしれません。
一時滞在ではなく、日本に完全にベースを移してしまう方も多いと思います。
私はNZ人の夫が健在なうちは、NZがベースで日本には2年に1度、1〜2ヶ月休暇で滞在できれば万々歳いう感じですね。
コロナで日本に帰る頻度がスローダウンしましたが、今後はまた2年に1度ペースであと20年、80歳くらいまではと思います。
そうなると、日本への一時帰国のために働いているみたいになってしまうんですが、こちらの年金を受け取りたいし、日本の海外資産への相続税課税の問題で、完全逆移住は経済的な損失が大きすぎると思うのです。
かつ現在はクレカのプレミアムで海外旅行保険が90日まで無料でカバーされるので、年間90日までは、日本で不慮の事態が起こっても、医療費が海外旅行保険でカバーされるわけです。
日本へ住民票を移して日本の国民健康保険システムから搾取するよりも、ずっとフェアだし保険料も払わなくていいので、一時帰国中の医療にはこのシステムを利用します。
NZ政府から年金が受け取れる65歳になったら、仕事をやめて、毎年日本で3ヶ月から半年くらいを過ごしたいですね。
まだ7年先の話ですけど。それまで長生きしなきゃですね。
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