【人生の棚卸し&庭じまい】衝撃!庭木に飲み込まれた空き家
うちの近所の公園の、隣にある空き家です。
近年、家の主が老齢のため亡くなり、誰も住んでいません。
普通なら、遺族が貸すなり売るなりするのでしょうが、庭の沢山の大木が朽ちかけた家を飲み込んでいて、木々の始末をしないことには、売りにも出せないようです。
庭に迂闊に木をたくさん植えて、剪定せずに放置して数十年経つとどんなことになるか、警鐘を鳴らしたくて、この動画を作りました。
花の咲かない木をどんどん庭に植えるのは、どちらかというと男性(夫や父親)に多い行動だと思います。
実家の汚庭のかたづけ動画を見ていると、たいていは、父親がどんどん植えて、年を取って自分で面倒見切れなくなって、植木屋さんに頼むお金もなくずるずると先延ばしにしているうちに、とんでもない大木になり近隣から苦情が来たり、伐採に目が飛び出るほどの高額な費用がかかったり。。そういう話が多いです。
母親が木をどんどん植えていって、という話はいまだ見聞きしたことがありません。
なので、定年退職してこれから庭いじりをしたい、という人は、木は植えない方がいいと思うし、どうしても植えたければ、大鉢や盆栽で楽しむようにするといいと思います。
むしろ、50代になったら大きくなる木を伐採して、庭じまい、庭の終活をすすめ、家族、特に妻や子供たちに迷惑をかけないようにしておくのは必須ではないでしょうか。
日本人が愛でたがる松、紅葉、桜、梅など、年取る前にどうにかしないと、とんでもないことになります。
これらの木々がある庭、仮に植木屋さんにお願いすると、一年間で10万程度かかるなどど聞きました。(費用は庭の広さや作業内容により、実際にはまちまちです)
特に松の剪定は高いらしいです。
とすると、木をキープすることのメンテ代で、あと20年生きるなら200万円、30年生きるなら300万円かかります。
未来的には、メンテに金のかかり続けるものって、家でも庭でも、中古ではなかなか買い手がつかないと思います。
お金がある人なら、新しいものを買うでしょうから。
つまり30年で300万かけて庭木を現状キープしても、遺族にとっては、負の遺産となってしまうわけです。
残される配偶者や子供の負担にならないように、まだ頭と体が働くうちに、賢い選択をしたいものですね。
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