愚か者の庭

ニュージーランドで29年。鉄道+動物好き。愚か者の家在住

【美容の真実】コラーゲンの真実

コラーゲン、お肌のハリといえばコラーゲンですね。


コラーゲン入りのゼリーとか、サプリのコラーゲンパウダーや錠剤など、お高い飲むコラーゲン商品 沢山ありますが、あれ飲んだら本当に お肌のハリがプルプルの状態に戻るのでしょうか。


結論。

そんなうまい話は、この世にありません。


飲むコラーゲンは、基本タンパク質なので、経口摂取すると 胃でアミノ酸に分解されます。


そのアミノ酸は 小腸で身体に取り込まれ、他のタンパク質と同様、体を作る栄養素として活用されます。


それは血となるかも、肉となるかも、骨や関節となるかもしれません。


もしかしたら、お肌のコラーゲンを作る材料として活用されるかもしれません。


年齢的に若ければ、体はコラーゲンをどんどん作り出すので、コラーゲン生成の原材料であるコラーゲンをサプリとして摂取するのは、有効である可能性が高いです。


ここで問題なのは、摂取したコラーゲンがそのまま肌に運ばれてコラーゲンになるわけでは無いという事実。


そして18歳をピークに、人の体のコラーゲン生成機能は 衰えていき、更年期を迎える頃やそれ以降は、新しいコラーゲンはほとんど生成されなくなるという事実です。


コラーゲンのターンオーバー(寿命)は7年。


お肌の曲がり角が25歳なのは、18歳で生成のピークを迎えたコラーゲンが、7年後の25歳には寿命を迎え、その後は年と共に緩やかに生成量が減っていくから。


体(や皮膚)に蓄えられたコラーゲン量も、25歳からは、毎年減っていく量に対して、新たな生成量は減少の一途なので、年と共に少しずつ少しずつ、肌はハリを失う。


そして更年期を迎えると、コラーゲンの生成がほぼ止まってしまいます😱


ほぼほぼ、生成されなくなるということらしいです😭😭


あとは、その時点で残っているコラーゲンを大切にしていくのと、少しずつ脂肪を増やしてコラーゲンの代わりに肌を支える、か。


顔ヨガ筋トレで、顔に筋肉を鍛えて持ち上げる。(限度あり)


フィラーで、人工的にコラーゲンの代わりになるものを入れるか。


いっそ潔く、フェイスリフト。


肌のハリ以外で勝負する人生を模索する。


ちなみに、コラーゲン を注射で皮膚に注入するフィラーの施術もあるそうですが、使われるコラーゲンは、牛のコラーゲンらしいです。(何かイヤ)


一応体にとっては異物ですので、拒否反応が出るリスクもあるとの事です。


ちなみに肌にハリをもたせるコラーゲンは、表皮と真皮の下にある、網目状のもので、肌を支えている組織。


その肌のコラーゲンを失う最大の要因は、日焼け。


UV 波の中でも UV A波。これが真皮に届きコラーゲンを壊します。


18歳を過ぎたら、しっかり日焼け対策をして、コラーゲンの喪失を防ぐことが、アンチエイジングにつながります。


ちなみにUV B波は、 太陽がギラギラしている真夏の真っ昼間とかじゃなく、日の出後や夕暮れ、また曇りの日などに量が増えるので、天気が悪くても薄暗くても、必ず日焼け止めを塗って外出されますよう。


日焼け止めは安価で効果的な、最高のアンチエイジング素材です。


コラーゲンどんなに飲んでも、日焼けしたらシミシワたるみ、まっしぐらです。