【NZ地味暮らし】日本の国民健康保険料の高さに驚く
ばね指の手術は、個人の医療保険を使ってやりました。
保険料は、年間初老夫婦二人で4000ドルくらいです。
手術だけをカバーするタイプなので、家庭医にかかるときは自腹。歯医者も自腹。
この個人医療保険料、高いな〜と思っていたのですが、日本の国民健康保険料を聞いて驚愕しました。
年間所得200万円とかでも、その7〜8パーセント支払うらしいです。(年収200万だと14万くらい?)
それに加えて、ある年齢になると別途介護保険料が加算されるらしく、さらに所得税、消費税、市民税に国民年金、家があれば固定資産税…
日本は税金が安いと勘違いしていましたが、結構な重税ですね。。
年収200万だと、全ての税を払ったあと、どのくらい手元に残るのでしょう。。
暮らしは楽ではありませんよね。
国民健康保険が強制加入というのも、しんどいですね。
NZでは市民税と固定資産税は一つで、家を持たない人は、市民税を払わなくていいんです。また水道代は市民税に入っています。
国民年金は、所得税で賄われます。
国民年金という名の税徴収はなく、65歳から国からもらえる年金額は一律です。
今のところ相続税もありません。
所得税はスライド制で高いですが、国民健康保険料はなく、国が負担する医療費は、所得税で賄われるようです。
本来は手術など病気の治療は公立病院で無料のはずですが、その順番がいつまでも回ってこないので(資金と人不足)、払える人は個人で医療保険に入っています。
がこれも、老人になると医療保険料が年間1万ドル近く(夫婦で)かかり、払えないのでやめてしまう人が多いもよう。
若くて働けるうちは税金がっぽり取られてもいいから、年取ったり病気で働けなくなったら、しっかり生活保障してくれる国がいいですよね…
現在、NZの一番の問題は、家の値段が高騰しすぎて、若者が家を買えなくなったことだと思います。
でもお金のあるところには、あるんですよね。持ってる人は家を何軒も持ってるし。
家のない人が家を買えるよう、普段居住していない別荘や投資用の家には、がっぽり資産税がかかるようにしてほしいです。
世界にどこかに、生きていくのにお金がすごくかからなくて、皆がそれぞれ住める家があって、強者も弱者も助け合って、平和に幸せに生きていける夢のような国がないですかね…
そんな国はない。 by 鶏
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